内堀光康氏(酢ムリエ)撮影 · 2017/06/28
”酢ばらしい”世界の扉を開く
水先案内人酢の魅力を全ての人にー。
内堀光男氏は、自ら”酢ムリエ®”を
名乗り、新しい酢の開発や、素材の
良さを引き出す酢の使用法などを様々に提案する。新たな酢の世界を広める伝道者として活躍中だ。
果実の香りをりをもったフルーツ素材の「デザートビネガー®」は、広く人気を博し、農林水産大臣賞を獲得するなど開発者・研究者としても大きな業績をもつ。そんな内堀氏に、知られざる酢の魅力と氏が切り開いた新たな世界を聞いた。
(取材/編集部 萩原和夫)
新教育課程ライブラリィVol.6(株)ぎょうせい
うちぼり みつやす氏
1961年岐阜県生まれ。山梨大学工学部発酵生産学科卒、商社勤務を経て、家業の内堀醸造株式会社入社。
2003年には、自らが考案・開発した新ジャンルのお酢「デザートビネガー®」を取り扱う酢専門店オークスハートをオープン。全国各地にある高島屋にて続々と店舗を展開。
そして2006年には、お酢の世界に新風を吹き込んだ功績が認められ、個人では珍しく、開発部門における
農林水産大臣賞を受賞。