場所、光、角度を計算しモデルがリラックスしカジュアルなスタイルになる瞬間を捉え、陰影のメロディを奏でます。写真が絵画との差異は限りなく客観的なところだと思います。生きて呼吸している瞬間をカメラに収めたいと考えております。
『子どもを育てる』のではなく、『人間を育てる』視点が、教師には必要。毎日が、”成長の授業”なのです。「好き」と「嫌い」の間にある細やかな思いを表現し、それを受け止めることができる子どもたちを育てていきたい。平日は学校での特別授業や講演、週末は菊池道場や教育究団体などでのセミナー。もしかしたら、教員時代よりかなりきついスケジュールですねと菊池省三氏(笑)(取材•構成/関原美和子)04年第1回北九州すぐれた教育実践教員表彰。05年福岡県市民教育賞受賞『菊池先生の「ことばのシャワー」の奇跡』(講談社)『菊池省三流奇跡の学級つ”くり』(小学館)など共著書多数12年7月NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演、大反響を呼ぶ。縄文時代と弥生時代、どちらが幸せか?新教育課程ライブラリーVOL.5 (株)ぎょうせい
虐待を受けている子どもたちを救い出すのはもちろん虐待してしまう大人も救いたい。もう30年以上前の話になりますが、私自身、小学校1年生終わりから中学2年生までの約6年間、父親と継母に虐待されました。小学校4年生のあの日。それまでは「いつかは元の優しい父に戻ってくれる」と信じていました。私が父に殺されかけて日のことです。虐待をしていた大人を責めても問題は解決しません。もちろん、暴力は犯罪です。その点はきちっと押さえたうえで、虐待していた大人には「昨日までの事で自分を責めても何も変わらない。今日からあなたが変わればいい。それが大切だ。」と。産んだ以上、自身はなくても覚悟をもって子供と向き合ってほしいのです。「今、この瞬間を生きている」ことは意味があるのだから。(取材・構成/関原美和子)しまだ・たえこ氏 1972年神戸市生まれ。現在(株)イージェット代表取締役会長今年度開校した自立を目指す若者を応援する「未来価値創造大学校」校長虐待やいじめ,DV防止などを中心に全国各地で講演を行っている。著書に『e love smile』(1,2巻ともパレード)『虐待の淵を生き抜いて』(毎日新聞出版)がある。
有限な自分の命を無限な未来のために、大切なものを大切につなぎ伝える。それが大事。早くから一本道に入るのもいいとは思いますが、選択肢はたくさん見て、徐々に整理していって、自分がいいと思ったところを残していくという生き方がいいのではないかと思います。もちろん、一つの仕事に打ち込んでいても同じ。色々迷いがあるときに、どれが自分らしい道かを自問して決めていけばいい。自分との対話を通して自分らしい生き方を見つけていければいいですね。おおたに・てつじょう氏1963年4月16日、東京都江東区にある浄土宗の重願寺住職の大谷旭雄の二男として生まれる。芝学園高等学校在学中17歳の時,故高田好胤薬師寺住職に師事、薬師寺の僧侶雨となる龍谷大学文学部仏教学科卒業、同大学院修士課程修了。1999年春から全国各地で『心を耕そう』をスローガンに法話行脚。2003年8月16日、薬師寺執事就任、現在に至る。
学校は全ての地域住民のために 地域は全ての子ども、教師のためにWin&Winの関係で 地域と学校の新たな協働関係をつくっていきたい。きしゆうじ氏 習志野市立秋津小学校PTA会長、同校区の生涯学習団体、秋津コミュニティ顧問、秋津コミュニティルーム運営委員会顧問。文部科学省コミュニティスクールマイスター、こども 環境学会評議員、日本大学、埼玉大学非常勤講師、(株)パンゲア代表取締役。著書『学校開放でまち育て』(学芸出版社、2008年)『中高年パワーが学校とまちをつくる』(岩波書店、2005年)共著『地域との新たな協働を図る学校づくり』(ぎょうせい、2015年)他 http://www.akitsu.info/community